Tokyo x Luxembourg Impact Catalyst Programの参加スタートアップの追加募集(8月末まで随時)

株式会社 Double Feather Partners及び合同会社Double Feather Ventures(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:武藤康平、以下「DFP」)は、インパクトスタートアップ支援事業「Tokyo x Luxembourg Impact Catalyst Program」の参加スタートアップの追加募集を行っています。

本プログラムでは、現在、若しくは将来的に欧州・日本のインパクト投資家・ファンドからの資金調達や欧州進出を狙う日本のインパクト志向のスタートアップを対象に、インパクトの定義、KPI/PAIの特定・測定、SFDRやEU Taxonomyに関するワークショップとメンター支援を提供し、インパクト投資家からの資金調達能力向上を支援します。また欧州・日本のインパクト投資家とのネットワーキング、マッチング支援も現地視察、ロードショーなどのイベントを通じて行います。インパクト投資にかかるコンサルティングにおいて傑出した実績を誇る日本のGLIN Impact Capital、ルクセンブルクのエキスパートから直接支援を提供します。また現在の採択スタートアップには経産省のJ-Startup Impactにも選定されている企業様も含まれており、ピアラーニングの機会もあります。8月末で参加スタートアップの追加募集行なっておりますので、是非奮ってご応募ください!

[対象スタートアップのイメージ]

  • インパクトを志向しているが、どのようにインパクトを定義し、KPIを設定・測定すればいいか悩んでいる。
  • 今後欧州や日本のインパクト投資家からの資金調達を考えている。
  • ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど海外展開を狙うにあたり、海外投資家や他ビジネスパートナーとのネットワーキングを行いたい。

[本プログラムのスケジュールと内容]

  • 追加参加スタートアップ募集期間:8月31日迄(書類審査の上、面談を随時実施。採択スタートアップが定員に達した時点で募集を締め切らせて頂きます)。
  • インパクトフレームワーク、KPIの設定などに係るオンラインワークショップ全3回(〜10月、GLIN Impact Capital社提供)
  • SFDR、EU Taxonomyなど規制基準適合など、欧州インパクト投資、インパクト投資家からの資金調達を狙うスタートアップが知っておくべきことに関するオンラインワークショップ1回(10-11月に予定、ルクセンブルク Innpact社提供予定)
  • 欧州、日本のインパクト投資家、ビジネスパートナーとのネットワーキング、マッチング支援(各社のニーズに基づき随時、弊社提供)
  • ルクセブルクミッション:10月16,17日 Luxembourg Venture Daysに旅費自己負担で任意参加していただくことを予定。イベント参加、ネットワーキングの手配などは弊社が支援します。
  • ワークショップ、及びメンター支援のもと、ホームワークを通じて各社のペースでインパクトフレームワーク、KPIを設定して頂きます(〜3月迄)。

[応募要件]

下記の条件を満たすインパクトスタートアップを募集しています。

  • 社会課題解決とビジネスの成長の両立を志向している。
  • 欧州や日本のインパクト投資家からの資金調達を資本戦略に組み込んでいる。
  • 英語での交渉や書類対応できる体制にある、又は対応できる体制を構築する準備がある。
  • インパクト定義、KPI/PAIの特定・測定フレームワークの策定を主体的に自社で進めていく意欲があり、それらのために一定工数を本プログラム中に配分できる担当者を設けられる(*ワークショップは期間中全4回を予定しており、自社のペースで進めて頂ける設計になっております)
  • 1社あたり最大500万円の出資 (注:弊社投資委員会通過企業かつ弊社からの出資を希望する企業のみ。出資先企業には、プログラム参加および長期的なサポートフィーとして100万円をお支払いいただきます。)
  • 都内に本店、支店、営業所等の事業所を有する、もしくは設置予定であること

[応募方法]

下記し示す応募書類を作成し、指定のメールアドレス(tokyo.lux.impact@doublefeather.com)まで送信してください。

応募書類:

  • 社会的インパクトについて下記3項目についてそれぞれ各200字程度で回答(必須:様式自由、図表可)
    • 事業活動を通じて取り組んでいる社会課題や社会ビジョンについて
    • 社会的インパクト創出向けた今までの成果及び取組について
    • 組織運営におけるESGやサステナビリティに関する取組について
  • 投資家向けピッチ資料(必須:様式自由 – 英語が望ましいが日本語可。インパクト投資家向けに作成したものでなくても可)
  • 会社プロフィール・インパクトレポートなど参考資料(任意、様式自由)

[お問合せ]

株式会社 Double Feather Partners/Ventures担当事務局

Mail:tokyo.lux.impact@doublefeather.com

[プログラムの背景]

欧州オルタナティブ投資ファンドの約80%以上が集約されているルクセンブルクは、欧州進出やイノベーションの戦略的ゲートウェイとなっており、近年においてはインパクト投資の分野においても世界をリードしています。SDGs達成に向けた取り組みや、環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点からの投資判断を行うファンド・投資家も多く、優遇措置など規制環境も整っています。またEUでは世界に先駆けてインパクト投資など持続可能な金融に関する開示規制 SFDR (Sustainable Finance Disclosure Regulation)、持続可能な経済活動の分類EU Taxonomyを導入しており、欧州インパクト投資家からの資金調達や欧州進出を狙う日本のインパクトスタートはこれらの規制基準に適合できるよう準備をしておく必要があります。

本プログラムは東京都のTokyo SUTEAM 協定事業に選出されています。

[プログラムパートナー]

GLIN Impact Capital

GLIN Impact Capitalは、資本主義の発展と共に自律的に社会課題が解決される「よりサステナブルな資本主義へのアップデート」をミッションに、その実現に有効な手段がインパクト/ESG投資の発展・拡大であると考え、2020年に創業いたしました。

投資活動として、社会的インパクトと経済的リターンを同時実現するスタートアップに対してインパクト/ESG投資を行い、出資先が社会的インパクトと経済的リターンを同時に創出しながら成長していくことができるよう様々なサポートを提供しています。

コンサルティング事業では、インパクト/ESG投資の拡大やサステナビリティ経営に関する企業変革を目的としたサービスを提供しています。インパクト創出戦略策定、インパクトデューデリジェンス、インパクト会計支援など、他に例が無い卓越したインパクト関連のコンサルティングサービスにおいて傑出した実績を誇ります。(https://glinimpact.com)

ルクセンブルク貿易投資事務所

ルセンブルク貿易投資事務所は、ルクセンブルクと日本との経済関係強化や貿易投資促進を目的として活動するルクセンブルク外務・対外通商省傘下の政府機関です。 “One Stop Shop”として、両国企業間のビジネスマッチングやネットワーキング支援、投資支援、経済情報を提供しています。特にICT、金融、環境技術、ライフサイエンス、宇宙分野での協力を推進し、両国の企業が国際市場で成功するためのサポートを行っています。(https://www.investinluxembourg.jp)

東京SU TEAM

東京都は、令和4年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、「10x10x10(5年で、東京発ユニコーン数10倍、東京の起業数10倍、東京都の協働実践数10倍)」達成のため、東京が中心となって、挑戦者が希望を持って活躍できる社会の実現に向け、「異次元」のスタートアップ戦略の展開を図っています。多様な主体によるスタートアップ支援事業は、東京都と多様な支援者の連携による多彩なスタートアップ支援の展開とその支援者同士のネットワーク化をもって、東京のスタートアップ・エコシステムの強化、ひいてはスタートアップの創出と成⾧を促進することを目的としています。(https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp)